元モーニング娘。の道重さゆみさんが2025年1月19日に芸能界引退を発表しました。彼女は在籍期間4329日という歴代最長記録を持つメンバーであり、その華やかなアイドル生活の裏には深刻な苦悩があったことが明らかになっています。
道重さんは2002年にオーディションに合格し、2003年にモーニング娘。に加入。2012年には8代目リーダーとしてグループを牽引しました。しかし、2014年に無期限の芸能活動休止に入り、2017年に復帰しました。その後も彼女は、脅迫性障害を公表するなど、精神的な苦痛と向き合い続けてきました。
引退発表に際し、道重さんは自身のブログで「不安感や恐怖心が離れず、日々不安定な気持ちが続いていた」と告白しました。脅迫性障害の診断を受けたことから一部の活動を制限せざるを得ず、その中で限界を感じるようになったことが引退の決断につながったとしています。
彼女の苦悩は、在籍中のプレッシャーや責任感から来るものでした。道重さんは、自宅で過ごすことを好む性格であり、グループ内での役割が彼女にとっては大きなストレスとなっていました。ブログでは「緊張とプレッシャーの連続」と表現し、精神的な病に悩まされていたことも明かしています。
道重さんは、アイドルとしての活動を通じて多くのファンを魅了しましたが、その裏には想像以上の苦しみがあったことが、多くの人々に衝撃を与えています。今後は、自身の健康を優先し、新たな人生を歩むことを願っています。彼女のファンからは、彼女の選択を尊重し、支えていく声が寄せられています。