元プロ野球選手で読売ジャイアンツの名誉監督、長嶋茂雄さん（89）の容体が悪化し、現在はほぼ植物人間状態にあると報じられています。2004年に脳梗塞で倒れた長嶋さんは、以来、言語能力に障害を抱えながらも、長期入院中の病院でリハビリを続けています。最近、東京ドームで行われたイベントに車椅子で姿を見せた際、ファンからは喜びの声が上がる一方で、彼の衰えた姿に悲しむ声も多く寄せられました。
長嶋さんの息子、一茂さんとの関係は複雑です。一茂さんは2021年に父との絶縁を告白し、「生きているうちに父と会うことはもう二度とないだろう」と語っていました。しかし、長嶋さんの遺産を巡る疑惑が浮上しています。長嶋家の遺産は現金や不動産を含む巨額であり、一茂さんが遺産相続を辞退したと語る一方で、実際には遺産を狙っているのではないかとの声もあります。
長嶋さんの遺産は、世田谷や田園調布にある不動産など、総額で20億円に達すると見込まれています。法律的には、一茂さんが遺産を放棄することは難しく、将来的に相続問題が再燃する可能性も高いです。長嶋さんは、遺産相続に関する準備を進めているとされ、最近設立された財団がその一環として注目されています。
長嶋茂雄さんが直面している健康問題と、家族間の複雑な遺産問題は、今後の展開に注目が集まります。長嶋さんの存在はファンにとって特別なものであり、彼の今後の動向が気になるところです。