衝撃的な報道が続く中、タレントの中居正広さんに関連する女性トラブルが、フジテレビの企業ガバナンスにまで波及しています。最近、アメリカの投資ファンド「ダルトンインベストメンツ」がフジメディアホールディングスに対し、中居さんのトラブルに関する事実調査を行うための第3者委員会の設置を求める所管を提出しました。この要求は、今回の騒動が中居さん個人の問題に留まらず、エンターテイメント業界全体の問題であることを示唆しています。
問題の発端は、昨年6月に中居さんが20代女性との食事会で発生したトラブルです。この席でのトラブルが最終的に9000万円もの解決金を生むことになりましたが、フジテレビの幹部が関与していた可能性も指摘されています。フジテレビはこれを全面否定していますが、世間からは疑念の声が上がっています。
さらに、中居さんがMCを務める番組が休止に追い込まれる中、視聴者やスポンサーからの信頼が失われる事態が続いています。中居さん自身は「活動には支障はない」と強気の発言をしていますが、実際には多くのレギュラー番組が休止する事態となっています。
一方で、業界内では中居さんの評判が影響を及ぼし、他のタレントたちの動向にも注目が集まっています。特に、下振り明城ソさんが「トラブルを起こしたなら芸人をやってほしくない」と語ったことが話題になり、中居さんに対する厳しい視線が強まっています。また、元女子アナの青木歌音さんが、「車に乗せられて体を触られるまで下ろしてもらえなかった」という衝撃的な告白も話題となっており、業界の飲み会文化が女性にとって恐怖の場となっていることが浮き彫りになっています。
今後、フジテレビがどのように対応するか、また中居さんが復帰できるかは不透明ですが、視聴者やスポンサーの反応が重要な鍵を握ることは間違いありません。芸能界全体の企業倫理が問われる中、今後の展開が注目されます。