元SMAPリーダーの中居正広さんに関する性加害疑惑が、再び世間を騒がせています。元放送作家の長谷川良品さんは自身のYouTubeチャンネルで、中居さんが過去に女性に中絶を強要したという告白を含む新たな情報を語りました。長谷川さんは、フジテレビの声明を受けてその内容の疑わしさを指摘し、問題を特定の個人に押し付ける形で組織全体の責任を回避しようとしているとの見解を示しました。

12月27日にフジテレビは、一部週刊誌の報道を否定し、問題となった食事会には関与していないと発表しました。しかし、長谷川さんはこの声明が誤魔化しであるとし、社内の文化や風習が問題の根源であると指摘しました。SNS上では、フジテレビの対応に対する厳しい意見が相次ぎ、中居さんの冠番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」にも影響が出ているとの見方が強まっています。

中居さんは20年以上にわたり人気番組を持っていますが、最近の報道を受けて収録の中止が決まりました。ネット上では、番組の存続を危ぶむ声が増加しており、特に女性視聴者をターゲットとする番組であるため、その影響は深刻です。さらに、過去にも女性問題があった中居さんに対しては、今後の活動が厳しくなるとの予測も立てられています。

今回の事件を受けて、テレビ業界全体の透明性や倫理観が問われる時代が来ていると感じられます。視聴者としても、エンターテインメントが単なる娯楽であるだけでなく、関わる全ての人々が尊重されるべきだという意識が求められています。中居さんの件を含む一連の問題が、どのように芸能界を変革させるのか、今後の動向に注目が集まっています。