女優で歌手の中山美穂さんが12月6日に東京都内の自宅で亡くなったことが報じられ、12月12日には家族葬が営まれました。葬儀には妹の中山忍さんをはじめ、約30名の親族や関係者が参列し、故人を偲びました。葬儀の中央には、亡くなる数日前にビルボード横浜で歌っていた際の写真が飾られ、彼女が愛した色とりどりの花々が周囲を囲みました。
中山美穂さんの長男は急遽パリから帰国し、自宅を訪れたものの、葬儀には参加しなかったと報じられています。その理由は明かされていませんが、親子の再会を果たした様子が伝えられています。また、中山美穂さんの元バンドマスターである長田雄樹さんは、彼女への感謝のメッセージをSNSに投稿し、共に過ごした音楽の思い出を語りました。
一方で、中山美穂さんには過去に薬物疑惑が持ち上がったことがありました。この疑惑は、ある観客が彼女の演技を誤解したことが原因で広まりましたが、実際には事実無根でした。彼女は1985年にアイドルデビューし、その後も数多くの作品で活躍しましたが、近年はメディア露出が減少していました。
また、所属事務所であるバーニングパブリッシャーズとの関係も注目されています。中山さんは2014年に離婚後、音楽活動を再開する際に同事務所にサポートされていましたが、彼女の居住地は意外にも同社が所有するビルでした。彼女の死去により、その生活の一幕が静かに幕を閉じたことが報じられています。中山美穂さんの生涯は、多くのファンにとって忘れられない思い出となることでしょう。